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転載画像タイトル          わーい!お茶          


by KENJIEX1
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百物語?

今ではもう本当の出来事だったのか夢だったのか区別がつきませんが。

小学生の学校の帰り道、遊びすぎたせいで辺りは真っ暗になっていました。

何時くらいだったかは分かりませんが、人の顔が見えないくらいの暗さです。

友達と二人で帰っていて家はもうすぐそばでした。

今思うと不思議というかあまり意味のない近道をしようということに。

意味のないというのは曲がり角の少し手前にあるお宅へつづく細い砂利道がありまして、

そこを通って少しだけショートカットしようとしたのです。

暗いし、庭が広いからそこの家の人には見つからないと思っていたんでしょうか。

細く長く続く砂利道を歩いていると、前から自転車に乗った人がやってきました。

体格からして男の人だと直感で思っていましたが。なにか変だ・・・・。

変というかなにかいやな雰囲気を漂わせている。

近づくにつれ、違和感が恐怖に変わっていく・・・。

死神だ!!!

ヤツは鎌を持っていた。いや、振り上げていた、こちらを威嚇するように・・・。

僕は声も出ないほど驚き友達をみると彼も同じようなかんじで僕をを見ていた。

「うわぁあああ!!」

二人で一斉に声を上げながら逃げました。それからはどこをどう走ったか憶えてないが、

気がつくと家の前にいた。その後は特に何もなかった。

単なる自転車に乗ったおっさん。だと思います。

思いますよ?鎌も持っててもいいとしましょうよ。

でも、自転車乗ってんですよ?なんでかごに入れないんです?

しかも、担いでるんじゃなく振り上げてるんですよ?

顔や服装は分かりませんが影絵のようにはっきり形は見えていたので確かです。

今では本当の出来事なのか夢なのかわからない話。
by KENJIEX1 | 2004-10-23 03:00 | カコの実話